最短最速で実施!250Kw以上の入札案件獲得方法!

最短最速で実施!250Kw以上の入札案件獲得方法!
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【毎週火曜日発行】船井総研 スマートエネルギーグループ

皆さま、平素よりメールマガジンをご購読いただき、誠にありがとうございます。
6月9日号では以下の内容でお送りさせていただきます。

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【1】今週の事例特化型メルマガvol.158<産業用太陽光&蓄電池>
コロナで太陽光の需要増!今実施すべき高圧の土地仕込み手法大公開!
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 先週のメールマガジンではコロナ禍において、産業用太陽光の需要が増加している事をお伝えさせていただきました。
今週は、そのように需要が増加している高圧太陽光の用地仕込み方法について執筆させていただきます。

≪ざっくりまとめると…≫
●高圧入札の注意点
●反響率1%越え!最短最速で高圧用の土地を仕込む方法!

≪以下 詳細内容≫

●高圧入札の注意点

 本項ではタイトル通り、高圧入札の注意点ついてご説明させていただきますが、まず前提条件として、新規の全量型太陽光は、下記2つに分類されます。

〈1〉50Kw以上250Kw未満の高圧(入札なし)
〈2〉250Kw以上の高圧(入札)

〈1〉のパターンは昨年同様12月末が設備認定の申請期限と仮定すると、電力申請に4ヶ月、事前協議に2ヶ月は必要です。
ですので、6月上旬には事前協議を出さなければなりませんので実質的に今年度の土地仕入れ期間終了していますので、今回は2.のパターンについて説明させていただきます。

〈2〉のパターンは入札方式となり、2020年度は第6回と、第7回の2回が予定されております。
第6回の入札については元々、事業計画の受付期間が5月1日~5月15日までとなっておりましたが、コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっていました。
しかしながら、6月5日に開催された調達価格等算定委員会により、延期されていた第6回、第7回の正式なスケジュールがようやく公表となりました。

第6回スケジュールについては、事業計画の受付が6月12日~7月22日までに変更されており、受付期間が1ヵ月以上確保されています。
事前相談・事前協議の期間を考慮すると新規でこれから土地を仕込んで第6回入札に間に合わせるのは現実的ではありません。
しかし第7回の入札スケジュールは当初の計画通り9月4日となっており、まだ土地仕入れの猶予は残されています。
ですので、“今年度高圧案件を作りたい”という方は第7回の入札に間に合うよう最短で土地の仕入れに向けて動いていきましょう。

また、入札に関しては様々な注意すべきポイントがあります。
入札には手数料や保証金など様々な費用が掛かりますので、このあたりを事前にしっかりと把握したうえで、計画的に入札に臨みましょう。

<入札の際の注意事項>
【手数料について】
事業計画を提出後した後に辞退する場合(辞退とみなされた場合も含む。)は、辞退以前に納付された手数料は返金ないので注意しましょう。

【第1次保証金について】
入札の落札者に関しては、第1次保証金の金額が第2次保証金に充当され、落札できなかった事業者は入札の結果を公表した翌日から起算して2週間以内に、事業者が提供した第1次保証金が返還されます。

【第2次保証金について】
再生可能エネルギーの供給を開始した日の翌日から起算して3か月以内に、第2次保証金を当該落札者に返還されます。

【電力申請について】
2021年3月1日までに事業計画の補正を行う必要がありますので、2020年度中に管轄の電力エリアで接続契約の締結する必要があります。

上記が注意事項となります。
返金される費用とそうでないものがありますのでしっかりと確認しておきましょう。

●反響率1%越え!最短最速で高圧用の土地を仕込む方法

前項で説明させていただきました様に、第7回入札においても事業計画の受付が9月4日となりますので、短期間で高圧用の土地を仕入れなければなりません。
そのような中で実施すべき施策は下記のアンケート型DMとなります。

下記は実際に中部エリアで土地仕込みを実践されている会社様のアンケート型DMの送付事例となります。

発送日程:4月下旬
発送件数:300件
反響数:7件
反響率:2.33%
上記の記載の通り、反響率2.33%という高い反響率を獲得することができました。

本DMのポイントは下記2点となっております。
〈1〉DMの発送形式(アンケート型)
〈2〉送付先リスト

〈1〉については、発送方法は以下の資料を地主様に送付する形となります。
 (1)茶色封筒
 (2)挨拶手紙
 (3)アンケート型質問用紙
 (4)公図
 (5)所有者事項証明書
 (6)返信用封筒

上記の発送物の中で特に(2)と(3)は重要になります。

(2)の挨拶手紙のポイントは下記の内容を明記することです。
・地元で活動している事
・再生可能エネルギー普及を目指して、土地を探している事
・土地仕込み期間は今年まででそれ以降は買い取れない事
上記3点を明記する事により、地主様に安心感を与えると共に、土地の買取の期限を伝え、焦燥を感じていただくことができます。

(3)のアンケート型質問用紙のポイントは、
・アンケート上段に回答時間を明記する。(例:「1分で終わる簡単なアンケートです」など)
・アンケート質問は多くても5個までに絞る。質問の数を減らして回答のハードルを下げるため。)
・土地に関する譲渡所得の特別控除の話などの直近のトピックスを盛り込む。
となりますので、しっかりと押さえておきましょう。

次に〈2〉のリスト作りについて説明させていただきます。
入札案件の土地仕入れは、250Kw以上の設備が前提となるので、ある程度見込みの高い土地をリスト化する必要があます。

リスト作成方法については下記の手順で行いましょう。

(1)各電力会社の系統空き容量マップを用いて系統連系可能と予測されるエリアをピックアップします。
*事前に系統の空き容量の確認を行い、そもそも太陽光発電が出来ないエリアに販促を実施することを防ぎます。
(2)Googleマップを用いて連系可能エリア内でターゲットとする大きさの土地をピックアップします。
(3)ピックアップした土地の謄本を取得し、役場確認を行います。
*リスト作成費用は144円/1件(所有者事項証明書獲得費用)となります。
(4)上記の作業を行い、役場確認をクリアした土地に対してアンケート型DMを実施していきます。

上記の方法で見込みの土地をリスト化し、アンケート型のDM販促を行い土地の仕入れを実施していきましょう。

本メールマガジンでは2週に渡り、コロナ禍で需要が増加している産業用太陽光の仕入れ方法について執筆させていただきました。本メールマガジンが皆様の産業用太陽光の仕入れに役立てれば幸いです。

今週も最後までお読みいただきありがとうございました。

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