<産業用太陽光>PCS&架台最新原価相場大公開! 3年後も勝ち続けるためのコストダウンPART2

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【毎週火曜日発行】船井総研 再生エネルギーグループ

 

皆さま、平素よりメールマガジンをご購読いただき、誠にありがとうございます。

6月11日号では以下の内容でお送りさせていただきます。

 

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  • 今週の事例特化型メルマガvol.111<産業用太陽光>

 

最新原価相場大公開!3年後も勝ち続けるためのコストダウンPART2

 

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┌【1】今週の事例特化型メルマガvol.111<産業用太陽光>───────┐

最新原価相場大公開!3年後も勝ち続けるためのコストダウンPART2

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6月4日号、11日号では「最新原価相場大公開!3年後も勝ち続けるためのコストダウン」について、2週にわたり、ご紹介させていただきます。

 

≪ざっくりまとめると…≫

・狭小地には高くても単結晶モジュールを!全体最適の部材選定がポイント

・【最新PCS原価相場】小型PCSは15年保証付き10万円以下/台が目標! 

・【最新架台原価相場】架台は12,000円/kWが目標!架台の安易なコストダウンは危険!

 

≪以下 詳細内容≫

◆狭小地には高くても単結晶モジュールを!全体最適の部材選定がポイントに

2019年の売電単価が14円/kWhと確定したことにより、材工原価8万円台/kWは必達すべき目標となってきました。

その一方で、低圧太陽光に向く300坪~400坪程度の土地は減少傾向にあることは否定できません。

従来であれば、物件化できる土地を優先して獲得してきました。しかし、今後は、300坪以下の狭小地や日当たりが良くない土地でも、適切な部材選定を行うことで物件化していく必要があります。

 

具体的には、高出力の単結晶モジュールを使用することで、多結晶の275Wのモジュールを使用した際と比較して同じ発電量でも少ないモジュール枚数での施工が可能となります。

 

現在の原価相場では、単結晶モジュールの取引価格は35円/W~40円/W程と、多結晶モジュールと比較して3円/W~6円/W程度高値となります。しかし、モジュール枚数が減少することで架台、施工、電材費のコストを抑えることが可能です。

 

また20年間で見たときの売電収入も低出力の多結晶モジュールを使用した場合よりも多くなることが見込まれています。

 

このように、部材費用だけをみると単結晶モジュール使用することで、多結晶モジュールよりも原価が高くかかります。しかし、施工費用や架台費用、20年で見たときの売電収入などでもメリットも多く、このような全体最適を意識した部材選定が本年は重要となってきます。

 

本年下半期には、出力400Wを超える製品が大手メーカーから続々と発売されるという発表もあり、狭小地であっても販売物件として商品にできる単結晶モジュールに注目が集まります。

 

◆【最新PCS原価相場】小型PCSは15年保証付き10万円以下/台が目標! 

直近のPCSの取引価格の相場を確認致します。

2019年2月度に有力太陽販売店100社にヒアリングを行った原価相場と、2019年5月度にヒアリングを実施した結果を比較しています。

 

<2019年2月度>

【5.5kW 単相PCS】 

・最安価格帯:95,000円/台~100,000円/台

・中央値:115,000円/台

 

<2019年5月度>

【5.5kW 単相PCS】 

・最安価格帯:95,000円/台~100,000円/台

・中央値:110,000円/台

 

前回メルマガで取り上げたモジュールほど大きな価格の変化はありませんでした。

しかし、注目すべきは全体の中央値が100,000円/台となっていることです。中央値とは、抽出データを小さい順に並べた時、その中央に位置する数値です。そのため、全体に対して『普通』の数値を知ることが出来ます。

2月度が中央値115,000円/台であったことに対して、今回のヒアリングでは、110,000円/台と、5,000円ほど中央値が下がっていることが見て取れます。

 

つまり、最安価格で仕入れているコストダウントップ層の価格はほぼ変わることはありませんでしたが、中間層の仕入価格が下がったということがわかります。

 

また、保証については、メーカーの15年保証のついた状態が理想的です。

 

国内メーカーのPCSであっても、15年保証付きで10万円以下/台が今年度の最終的な目標原価となります。

 

メーカーの製造原価との兼ね合いもあり、現行製品でのこれ以上のコストダウンは難しいように思われます。

そのため、小型PCSについては、確実に10万円/台を切る仕入れを行う

体制を作ることが、重要となってきます。

 

◆【最新架台原価相場】架台は12,000円/kWが目標!架台の安易なコストダウンは危険!

 前回メルマガでも触れたように、材工原価8万円/kWを達成するためには、架台コストを12,000円/kW~13,000円/kWにまで下げる必要があります。

 それでは、本年2月と5月の架台の取引相場を確認します。

 

<2019年2月度> 

8,500円/kW~25,000円/kW

中央値:13,500円/kW

 

<2019年3月度> 

8,500円/kW~25,000円/kW

中央値:13,000円/kW

 

相場状況を鑑みるに、結論としては大きな変動は全くありません。

根本的には、原材料であるアルミの相場価格に大きな変動がないことが原因としてあげられます。

しかし、一方で、14円/kWhの買取価格に対応した、従来より1,000円/kW程度安い11,000円~12,000円/kW程度の新たな製品をラインナップに加えるメーカーも登場してきました。

 メーカー側での設計や構造計算の変更により、上記価格を実現しているとのことですが、積雪や強風の恐れがある地域、つまりある程度の強度を求められる地域での使用は避けることが懸命です。

 

 多くの事業者では海外のメーカーと直接取り引きをして架台を輸入しています。しかし、海外の架台メーカーの中には、強度精算書やアルミ品質を偽って出荷をしているメーカーが少なからず存在しています。

もちろん一部の悪質なメーカーに限った話ですが、信頼できるメーカーから、適正な価格で架台を仕入れることが大切です。

 

 新たな海外架台メーカーと取引をされる場合は、実際の導入現場を見学することを強く勧めます。サンプル品を取り寄せることもありますが、「取引開始後サンプル品と比較して明らかに品質の劣る製品が納品された」という事例も報告がされていますので、メーカー側と交渉し実際の導入現場を確認することが最も有効です。

 

 また、「国産=価格が高い」と思われがちですが、最近では国産メーカーであっても、13,000円/kW~15,000円/kW前後まで架台価格が下がっている傾向にあります。

 

 品質と価格の両立が最もシビアに求められる部材が架台です。架台選定にあたっては品質確認を徹底的に行うことが重要です。

 

以上、2週に渡って、現在の最新原価相場をお伝えしてきました。

今後3年間も安定して産業用太陽光事業で高収益を上げるためには、今回お伝えした原価相場をリアルタイムで把握できる体制を作ることが必要となってきます。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

【2】直近のセミナー開催情報─────────────────────┐

1.営業未経験でも4日間で育成OK!卒FIT・蓄電池バブルに間に合う成功事例公開セミナー

2.営業社員0でもできる最強の土地仕込

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1.営業未経験でも4日間で育成OK!卒FIT・蓄電池バブルに間に合う成功事例公開セミナー

 

≪開催概要≫

東京会場:7月19日(金)13:00~16:30@船井総研 淀屋橋セミナープレイス

大阪会場:7月25日(木)13:00~16:30@船井総研  東京本社

 

≪既に多くの企業様に申込いただいております≫

昨年の6月に実施された蓄電池セミナーでは、78社100名の方にご参加頂き、満員御礼となりました。

また、今回のセミナーについても既に多くの企業様よりお申込みをいただいており、お座席が各会場40席と限られているため、満席が見込まれます。

 

それ以降のお申込みの場合、キャンセル待ちとなる恐れもございますので、お早めにお申し込みのほど、よろしくお願いいたします。

 

以下をクリックし、専用ページからお申込みください。

https://lpsec.funaisoken.co.jp/renewable-energy/039122_lp/index.html

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2.営業社員0でもできる最強の土地仕込

 

≪開催概要≫ 
大阪会場:7月22日(月)13:00~16:30@船井総研 大阪本社 
東京会場:7月24日(水)13:00~16:30@船井総研 東京本社 

前回、満員御礼となった土地仕込みセミナーの第2弾となります。

 

14円単価で申請ができる期間も残すところ半年をきりました。ここから「土地集め」数を最大化でき、かつ、人員ゼロ・低コストで仕込みができる方法をお伝えさせて頂きます。

 

また、今回もお座席が各会場40席と限られており、満席が見込まれます。 

 

ご参加を希望される方は、お早めに下記リンク先からお申込み下さい。 

https://lpsec.funaisoken.co.jp/eco-web/038913_lp/index.html 

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