必見!「防災補助金採択企業」から見る自家消費型太陽光のターゲット分析

今回は簡単!?1週間でできる申請資料作成のポイント

 

【毎週火曜日発行】船井総研 再生エネルギーグループ

 

皆さま、平素よりメールマガジンをご購読いただき、誠にありがとうございます。

7月2日号では以下の内容でお送りさせていただきます。

 

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【1】今週の事例特化型メルマガvol.114<産業用太陽光>

必見!「防災補助金採択企業」から見る自家消費型太陽光のターゲット分析 

 

【2】直近のセミナー開催情報

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【1】今週の事例特化型メルマガvol.114<産業用太陽光> ───────┐

  必見!「防災補助金採択企業」から見る自家消費型太陽光のターゲット分析

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昨年度の補正予算から公募開始となっている「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立分散型エネルギー設備等導入推進事業)」ですが、これまでに第1回と第2回の公募結果の発表がされております。今回は2回分の採択実績を踏まえた「自家消費型太陽光のターゲット」の分析をさせていただきます。

 

≪ざっくりまとめると…≫

  • まず確認!「防災補助金の概要」

 

  • ターゲットは「医療・介護業」

 

  • 今からでも間に合う、今後やるべき3つのこと

 

≪以下 詳細内容≫

 

  • まず確認!「防災補助金の概要」

この補助金は2018年度補正予算(210億円)と2019年度予算(34億円)が同時に進行している補助金です。双方に大きな違いはなく、今回は2018年度補正予算の概要をご案内させていただきます。

 

(1)締結には自治体との「防災協定」が必須。

 この補助金では、自家消費型太陽光発電設備等を導入する企業が「自治体との防災協定」を締結している必要があります。ただし、現在は締結していなくても、今回の補助金は完了する2020年1月末までに各自治体との協定を結べば良いため、今後防災拠点としての登録を検討している企業様も対象です。(なお、申請時には、防災協定を締結予定である旨を記載する必要があります。)

 

(2)蓄電池が必須だが、「10~30kWh」で良い。

 本補助金は「自家消費型太陽光+蓄電池」での補助となり、蓄電池の導入は必須です。そして、蓄電池の容量には明確な基準がなく、設計に迷われている販売店様も多いかと存じます。

設計の考え方としては、「太陽光システム3:蓄電池1」としてください。これは、実際のエンドユーザー様の使用電力にもよりますが、今回の補助金は「防災拠点の増加させる狙いがあり、「小規模で良いので、拠点を多く増やす」ことを目指しています。

つまり、自家消費型太陽光+蓄電池は必然的に小規模となってきます。最大でも太陽光システムを100kW程度が望ましく、蓄電池は約30kWhとなります。

 

(3)残り3か月で予算残高は100億以上あり!

 同補助金は2018年度補正予算と2019年度予算を合わせて250億円近くの大型補助金となっています。2019年3月の公募開始から4か月経過し残り3か月となっておりますが、未だに100億円以上残高があることが判明しております。これは上記(2)の通り、「小規模案件」が多いことも想定されます。公募期間は残り半分を切っていますが、まだ申請には十分間に合いますので、早めの行動を心がけましょう。

 

  • ターゲットは「医療・介護業」

 本補助金では既に「第1次公募」と「第2次公募」の採択結果が発表されました。今回は民間企業が対象の「2号事業」をピックアップしました。業種別の採択内容は以下の通りです。

 

<全採択企業数> 19社

 【NO.1】 医療・介護業 5社(26%)

 【NO.2】 学校業 3社(16%)

 【NO.3】 旅館業・製造業 2社ずつ(11%)

 

現状までの採択数19社のうち、5社(26%)が医療・介護業の採択となりました。これらの業種は、災害時に医療機関として継続的に運用しなければならないこと、避難者の受け入れを行わなければならない等、災害時に対する社会的意義が高く、防災協定を提携している企業が多いです。

また、これらの業種は防災補助金があることを知らないことも多く、ターゲットとして非常に刺さりやすいです。

 

  • 今からでも間に合う、今後やるべき3つのこと

 これまで、防災補助金のご案内をさせていただきましたが、同補助金は「2019年9月末まで」と期限が設けられています。ゼロからのスタートでも、まだ十分に間に合います。そのような販売店様に向けて今後やるべき3つのことをご紹介いたします。

 

(1)リストを集め、対象企業には金融機関などの紹介斡旋をする。

 防災協定の締結先は「自治体のWEBサイト」に掲載しています。掲載がない場合は、直接問い合わせる必要がありますが、基本はWEB上での確認が取れ、リスト作成が出来ます。このリストには、自社が提案したくても「その参入経路が無い」ということも多いと思います。その際には、金融機関等を通じ「○○(実名)と取引あれば紹介してほしい」と直談判をしてください。金融機関側は取引があれば、直接面談の設定をしてくれるので、このようなタイミング積極的に活用していきましょう。

 

(2)補助金申請は「プロに外注する」

 補助金申請は経験がなければ作成には時間がかかり、また採択されるためのコツも必要です。タイトなスケジュールの中で結果を出すには、補助金申請のプロに外注すべきです。申請代行業者に依頼すれば、必要な資料がそろった段階で1~2週間での申請が可能となり、また採択後の報告業務も請け負ってくれるため、通常業務に支障がなく、進めることが出来ます。

また、報酬は「採択された場合のみ」発生します。エンドユーザー様には、「まず申請してみる」というスタンスで資料作成に取り掛かる方が良いでしょう。

(報酬の相場は総費用の10%程度)

 

(3)防災協定未締結の場合は、「避難施設」として締結を進める

 冒頭にお伝えした通り、本補助金は「防災協定にこれから締結する企業」も対象となっていきます。この防災協定ですが、業種・業界によって契約内容が様々存在しており、提案した企業様が「何で締結すれば良いか分からない」ということが発生します。

その際には「避難施設」としての締結を提案しましょう。各自治体により、締結条件は異なりますが、防災補助金では、「小規模な施設を増加させること」が狙いです。

これから、提案しようとしている企業様においては、このような提案内容が理想です。

 

【提案内容(例)】

災害時の避難所としての防災協定締結

自社建屋内を災害時の避難施設として活用。

災害時には「携帯の充電スポット」として活用(通常時は自家消費)

太陽光システム30kW、蓄電池10kWh(単相)

 

このような規模感であれば、比較的エンドユーザー様も導入しやすく、防災協定の申請や補助金申請が行いやすいと考えられます。

 

いかがでしたでしょうか?自家消費型太陽光発電は補助金の登場により、ますます過熱しております。

同補助金で上手に活用できれば、来年、再来年も「実績のある企業」として競合他社との差別化も図れるため、是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

【2】直近のセミナー開催情報─────────────────────┐

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【7/19・25】蓄電池販売ビジネスモデル完全公開セミナー

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≪開催概要≫

大阪会場:7月19日(金)13:00~16:30@船井総研 淀屋橋セミナープレイス

東京会場:7月25日(木)13:00~16:30@船井総研  東京本社

 

昨年の6月に実施された蓄電池セミナーでは、78社100名の方にご参加頂き、満員御礼となりました。

また、今回もお座席が各会場40席と限られているにも関わらず、既に各会場20名以上の方にお申込み頂いており、満席が見込まれます。

 

それ以降のお申込みの場合、キャンセル待ちとなる恐れもございますので、お早めにお申し込みのほど、よろしくお願いいたします。

 

ご参加を希望される方は、お早めに下記リンク先からお申込み下さい。

https://lpsec.funaisoken.co.jp/renewable-energy/039122_lp/index.htmlta20190528.JPG

 

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≪開催概要≫ 
大阪会場:7月22日(月)13:00~16:30@船井総研 大阪本社 
東京会場:7月24日(水)13:00~16:30@船井総研 東京本社 

前回、満員御礼となった土地仕込みセミナーの第2弾となります。

 

14円単価で申請ができる期間も残すところ半年をきりました。ここから「土地集め」数を最大化でき、かつ、人員ゼロ・低コストで仕込みができる方法をお伝えさせて頂きます。


また、今回もお座席が各会場40席と限られており、満席が見込まれます。 

 

ご参加を希望される方は、お早めに下記リンク先からお申込み下さい。 

https://lpsec.funaisoken.co.jp/eco-web/038913_lp/index.html 

 

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