二次公募開始!今こそ知りたい蓄電池補助金の実際のところ
蓄電池補助金の現状と2つの活用場面
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【毎週火曜日発行】船井総研 再生エネルギーグループ
皆さま、平素よりメールマガジンをご購読いただき、誠にありがとうございます。
10月15日号では以下の内容でお送りさせていただきます。
※次回10月22日は祝日の為、メルマガをお休みさせていただきます。
次回配信は、10月29日(火)となります。
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【1】今週の事例特化型メルマガvol.128<住宅用太陽光&蓄電池>
二次公募開始!今こそ知りたい蓄電池補助金の実際のところ
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【1】今週の事例特化型メルマガvol.128<住宅用太陽光&蓄電池>
■二次公募開始!今こそ知りたい蓄電池補助金の実際のところ!
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10月から二次公募が始まった“平成31年度「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」”(以下、蓄電池補助金)国から蓄電池に補助金が出ていることはご存知でも使ったことがある方は少ないのではないでしょうか。
一次公募が終わった9月末の段階で件数・予算の消化スピードは3割程度とまだまだ十分な件数・予算が残っています。二次公募が始まったこのタイミングで改めてこの補助金の詳細と活用方法を次回号と2回にわたってお伝えします。
≪ざっくりまとめると…≫
●蓄電池レジリエンス補助金の詳細と現状
●使いにくい補助金の活用をなぜ今オススメするのか
≪以下 詳細内容≫
●蓄電池レジリエンス補助金の詳細と現状
6月上旬から公募開始された、今年の蓄電池補助金。総予算は38.5億円、採択予定件数は15,100件です。(詳しい募集要項はSii(環境共創イニシアチブ)のHPで公開されています。) 一次公募の期限は9月30日までで、今月1日から二次公募が始まっています。
一次公募が終わる9月末での交付決定件数は約5200件(予定件数の3割)、交付決定金額は約10億円(総予算の2.6割)。平均すると月に1300件、2.4億円の消化スピードです。このままのペースで消化が進むとすると少なくとも年内は補助金が残る見込みです。
例年2~3か月でなくなってしまっていた蓄電池補助金。なぜ今年のものはまだまだ十分な量が残っているのか。その理由は今年の蓄電池補助金の3つのポイントにあります。
1,設備費(商品のみの価格)に目標価格が設定され、販売単価の調整が必要なこと
2.災害時等で電力が不足した際に、遠隔でグリーンモードに切り替えられるか、グリーンモード固定での運転が出来ること
3.補助金申請から交付決定までは着工不可(※書類の不備が無ければ3週間前後)
なんとなくちょっと「使いづらいな」ということが伝わったので はないでしょうか。申請の手続きが複雑なわりに得られる補助金が少ないこともあり、積極提案する販売店さまは少なく、消化スピードの遅さに繋がっています。
●使いにくい補助金の活用をなぜ今オススメするのか。
ではなぜちょっと「使いにくい」を今のタイミングで改めてご紹介しているのか。それは「使いにくい」とは言っても蓄電池の補助金が「使える」ものだからです。どういった場面で使えるのか2つご紹介します。
・アポ取りに使える!
蓄電池の商談をお客様とお約束する、アポを取るパターンにはいくつかあります。
・太陽光の点検・発電量チェックなどの太陽光ネタ
・売電単価下落のお知らせなどの情報提供ネタ
・素直に売り色を出す蓄電池販売ネタ
この中で今回対象となるのは情報提供ネタでアポを取っている皆様です。
情報は“量”と“鮮度”に価値があります。
売電単価下落の話は電力会社からハガキも届き始め、色々なメディアで取り上げられていることもあり、お客様にとって“鮮度”が高い情報とは言えなくなっています。
蓄電池補助金に関しては知らないお客様が多いので、“鮮度”の高い情報と言えます。
また、売電単価下がりますよ、とお話をすると、どうしてもお客様に何か対策をしなければいけませんよ、と急かす内容になってしまうのではないでしょうか。
それに比べ蓄電池補助金のお話は、補助金を使えば少しでもお得に蓄電池を導入できるという、お客様にとってメリットしかないお話です。急かされるのを面倒に思ってしまうお客様はいても、メリットのある話を面倒に思うお客様はいませんので、アポに繋がりやすいトークができます。
・掘り起こしに使える!
これは蓄電池の商品特性なのですが、1度失注になった案件が再度復活するということがあります。それは失注となる要因が、蓄電池が不要なものだから、というよりも時期や値段にあるからです。
「FIT期間もまだあるからまだ買わないよ」「もう少し安くなってから買うよ」そう言われて失注になった案件はございませんか。
蓄電池は、販売するお客様が太陽光をつけている方で、誰にでも売れる訳ではなく、顧客が限られた商品です。顧客数が限られているため「絶対にいらない」と言わせずに、お客様が必要だと思ったタイミングで購入いただくのが一番です。
もちろん商談をしたタイミングで決めていただければ嬉しいですが、押し付けすぎてしまって、もう来ないでと言われてしまうと再訪問ができなくなります。
「また来ますね。」と言える商談を行い、「今、蓄電池に補助金が出ていますよ。」と以前失注となった案件の掘り起こしとして蓄電池を活用しましょう。
蓄電池補助金の申請には手間がかかります。例年2~3か月といった早いスピードでなくなってしまっていたので補助金を使わずにいた、出方をうかがっていた販売店様も多いのではないでしょうか。
一次公募が終わり、少なくとも年内は補助金が使えるだろうといったことが分かってきました。
今年の補助金は、すぐになくなってしまう、早い者勝ちのものではなく、まだまだ活用できるものでした。
二次公募が始まるこのタイミングで改めて蓄電池補助金の活用に腰を据えて取り組んでもよいのではないでしょうか。
次回は具体的な蓄電池補助金の使い方のポイントをお伝えします。
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本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。