月販2.5倍を実現したパートタイマー活用方法
10枚のアンケートから2本の蓄電池アポ取得！
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【毎週火曜日発行】船井総研 スマートエネルギーグループ
皆さま、平素よりメールマガジンをご購読いただき、誠にありがとうございます。
6月16日号では以下の内容でお送りさせていただきます。
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＊＊＊目次＊＊＊
【1】今週の事例特化型メルマガvol.159<住宅用太陽光＆蓄電池>
月販2.5倍を実現したパートタイマー活用方法
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【1】今週の事例特化型メルマガvol.159<住宅用太陽光＆蓄電池>
月販2.5倍を実現したパートタイマー活用方法
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緊急事態宣言がされ少しずつ日常が戻って来ましたがいかがお過ごしでしょうか。
在宅勤務から通常の勤務に変わり、急に人出が増えたことに驚いています。
1日1桁に落ちていた感染者数も再度増加してきており、まだまだ予断を許さない状況が続きますね。
コロナウイルスの影響が様々なところへ拡大していますが、今回は今起きている人に関する課題と、パートタイマーを活用して月販2.5倍を達成された販売店様の事例をお伝えさせていただきます。
≪ざっくりまとめると…≫
●採用の主導権は売り手から買い手へ移り、人材不足の課題は「量」から「質」へ
●主婦が活躍！10枚のアンケートから2アポ発生の事例
●人材活躍のポイントは「その人ができること」×「その人しかできないこと」
≪以下 詳細内容≫
●採用の主導権は売り手から買い手へ移り、人材不足の課題は「量」から「質」へ
コロナウイルスによる影響が人材市場にも広がってきています。
厚生労働省の発表する2020年4月の有効求人倍率は1.32倍で、コロナウイルス流行前の2019年12月の1.57倍より4か月間で0.25ポイントダウンしています。
特に新規求人の減少が大きかったのは、宿泊業,飲食サービス業（47.9％減）、生活関連サービス業,娯楽業（44.0％減）、製造業（40.3％減）、教育,学習支援業（38.1％減）、学術研究,専門・技術サービス業（36.6％減）などです。
（資料：「一般職業紹介状況（令和2年4月分）について」より）
昨今では人材市場は売り手市場と言われ、求職者が就職先を選ぶ状態だったのが、コロナ禍で企業側が就職者を選ぶ買い手市場への展開が進んでいます。
転職サービスを運営する会社が2020年4月に行った調査によると、営業職では転職求人倍率が2.23倍で平均に近い数値ではあるものの、前年同月比は-0.42ポイントと他の職種と比べて最も大きな下げ幅となっています。
このことを背景に、販売店の皆様においても「どのように採用をするか？」「いかに採用コストを下げるのか？」といった問題から解放され、採用した人を「どのように活躍させるのか？」に焦点が移ります。
既に“活躍のさせ方”を確立させ伸びている会社様では、人材不足の悩みから解放され、さらなる躍進が見込まれます。
今回のメルマガでは採用した人材の“活躍のさせ方”についてお伝えいたします。
●主婦が活躍！10枚のアンケートから2アポ発生の事例
今回ご紹介させていただくのは四国地方をメインに2人で月販5～7台を達成されている会社様の事例です。
2人と言いましたが、営業マンはクローザーの1人だけで、もう1人のアポインターは正社員ではないパートタイムの主婦の方です。
もともとは営業マンの方お1人で販売をされていて、月販2，3台で伸び悩んでいました。
そんな中で、パートタイマーで主婦の方を雇われ、活躍させることができたので、月販が5～7台へと約2.5倍増加しました。
主婦の方がやっていることは簡単なお家の状態に関するアンケート回収です。
パートタイムでの雇用なので、労働時間は昼間の空き時間の3～4時間程度。
パートと言われてよくイメージするスーパーなどのレジ打ちのかわりに、各ご家庭をまわり、簡単なアンケートに答えてもらうことが仕事内容です。
こちらの会社様ではアンケートを集め、そこから架電でアポイントを獲得、商談へとつなげています。
月に40枚程度のアンケートを回収できており、アンケート10枚から2本のアポに繋がるので、月に8商談程度。
アンケート回収という簡単なことながら、成約に繋がる働きとなっています。
このように、役割・仕事の内容次第では正社員・営業マンでなくとも、フルタイムではなくパートタイムでも、会社の利益に貢献する仕事ができます。
●人材活躍のポイントは「その人ができること」×「その人しかできないこと」
なぜ、主婦でも会社に貢献する仕事ができるのか？
そのポイントは「その人ができること」と「その人しかできないこと」の掛け算にあります。先ほどの主婦の方の話で例をあげます。
その人ができること：
アポイントを取ることは難しくても、アンケートは書いてもらえる。
その人しかできないこと：
主婦なので、在宅のお客様（奥様でも旦那様でも）に警戒心を持たれにくい。
営業をされたことはないので、時間の決まった約束を切るのは難しかったとしても、人と話すのが好きで、得意だという主婦の方は多いです。
そういた方であれば、訪問時にその場で直接アポイントを取ることは難しかったとしても、アンケートを書いてもらうことはできます。
また、主婦の方ですのでお客様から警戒心を抱かれにくく、アンケートの回収がスムーズにいくということも考えられます。
ここでもしこの主婦の方に通常の訪問販売のアポインターと同じように訪問時に直接アポイントを取ってもらおうとしていたら、なかなかアポイント取得にまでたどり着かなかったでしょうし、そのために時間を割いて指導しなければいけなくなっていたでしょう。
「その人ができること」かつ、その人の特性を上手く活かしたことで、時間も手間もかけずに早期活躍が可能となりました。
今回は“人材の活躍方法”に関してお伝えさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次週はアポ率を上げる施策に関してお伝えさせていただきますので、楽しみにお待ち下さい！
