＜法人自家消費編＞今年、多くのEPCに支持された「商品」を振り返る!

たった15分の動画でわかる！法人自家消費の商品総チェック！

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【毎週火曜日発行】船井総研　スマートエネルギーグループ
皆さま、平素よりメールマガジンをご購読いただき、誠にありがとうございます。
12月9日号では以下の内容でお送りさせていただきます。

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＊＊＊目次＊＊＊

【1】今週の事例特化型メルマガvol.182<産業用太陽光＆蓄電池>
＜法人自家消費編＞今年、多くのEPCに支持された「商品」を振り返る!
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【1】今週の事例特化型メルマガvol.182<産業用太陽光＆蓄電池>
＜法人自家消費編＞今年、多くのEPCに支持された「商品」を振り返る!

≪ざっくりまとめると…≫
●初めての自家消費はパートナー企業と協力すべし
●逆潮流対策は買電電力メーターとPCS＆制御装置の相性が鍵になる！
●60kW以下自家消費のPCSはオムロンが優勢か!?

と、いう内容を約15分で説明しています！
クリックで動画が再生されます。

≪以下　詳細内容≫

●初めての自家消費はパートナー企業と協力すべし

2020年は、FIT終了を見据えて自家消費型太陽光の販売営業に関する相談が急増した1年でした。その中でも最も多く寄せられた販売施工店のお悩みが『部材・商品』に関わるものでした。
これまでの野立てのFIT太陽光では、極論すれば、パネルもPCSも販売店が自由に選ぶことができました。しかし、自家消費型太陽光では、発電設備を既存設備に接続するという性質上、案件ごとに、需要家の希望の用途（BCPなのか、電気代削減なのかなど）や使用電力量、モジュールの敷設可能面積など様々な制約の中で部材を選定する必要があります。そこで、まず一番最初の自家消費型案件については、設計から施工までワンストップで対応できるパートナー企業と協業することをおすすめしています。省エネ系のメーカーや石油系商社など、実は多くの企業ので自家消費型案件のワンストップ対応が可能ですが太陽光施工販売店が最もアプローチがしやすいのは、、おなじみの、『ネクストエナジー』『エクソル』『DMM』などのメーカー・商社です。
3社とも共通して、需要家のニーズに合わせた自家消費型太陽光の提案が可能です。BCPを意図した蓄電池の併設型、パネル敷設枚数を最大化して電気代削減に特化する完全自家消費型、FITや電力会との相対契約を活用した余剰売電型、初期費用のかからないTPOモデル（PPAモデル）など様々な提案が可能です。
自家消費型太陽光のお引き合いが発生した際、一番最初に躓くポイントは設計と部材選定です。ノウハウがない中で、販売施工店が手探りで設計や部材選定を行うのではなく、まずはノウハウと実績を持ったパートナー企業とタッグを組むことが第一歩です。

●逆潮流対策は電力買電メーターとPCS＆制御装置の相性が鍵になる！

自家消費型太陽光を自社で設計する場合、逆潮流対策でも最も重要なポイントは電力メーターとPCS＆制御装置の選定・相性です。
一般的に、逆潮流の発生からRPRの作動までの閾値は2秒とされています。（※電力会社との個別協議によります。また、余剰売電型ではRPRの設置は不要です。）言い換えれば、2秒間のうちに、制御装置が逆潮流をしている状態を察知し、PCSへ出力制御指示を発し、PCSが指示を受け逆潮流しない発電量まで出力制御が完了できれば、RPRが作動することなく太陽光での発電を続けることができます。このようなことを実現するために、電力メーターは精密かつ高速で電気量を読み取れるものであることが必須です。加えて、電力メーターの取得した情報を迅速に処理する制御装置、そして制御装置の発する指示を最短で実行できるPCSでなければなりません。従来はそれぞれの部材を個別に調達し、現場でキュービルクの改造工事を行う必要がありましたが、2020年にはこのような部材をセットで販売し、改造工事の工数削減を可能にしたメーカーも登場したました。
その中でもWaveEnergyがリリースした『SOLAR ZES』や鶴田電機の『SPSSシリーズ』では、自家消費型に必要なメーター・監視装置と非常用のUPSが内蔵されており、設置するパネル容量次第では、RPRが動作しないぎりぎりのところまで使用電力を太陽光で作った電力で賄うことができます。これまでは、電気設備に馴染みに薄い企業では自家消費型の設計は困難でしたが今後は、モジュールや架台を自社で調達し、PCSやメーター、制御装置の回りをパッケージ商品を展開するメーカーに協力を委託することも選択肢の一つとなってきます。

●60kW以下自家消費のPCSはオムロンが優勢か?

先述の通り、法人向けの自家消費型太陽光では、基本的には余剰電力の系統への逆潮流が許されません。RPRが作動すると、PCSが強制的に止まり発電がストップするようになっています。そのため、PCSの運転再開まで太陽光は使えなくなるため、不足した電気は電力会社からの購入することになり要家側に多大な損害を与える恐れがあります。
このような事態を防ぐために、様々なメーカーが逆潮流対策の製品をリリースしていますが、2020年最も注目を集めたのはAC60kW以下の自家消費型太陽光設備向けに発売されたオムロンKPW-A2シリーズです。..（続きは動画で詳しく解説しています）

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