正社員の増員ゼロでも蓄電池販売台数を伸ばすコツ

正社員の増員ゼロでも蓄電池販売台数を伸ばすコツ

 

_/_/_/_/_/_/目次_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 

方向性①「サービス業従事者」を業務委託スタッフとして活用する

方向性②最初から「期間限定社員」としてスタートする

方向性③「第2新卒」などの若手採用を始める

 

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コロナでも変わらなかった販売店の「人手不足問題」は、かなり各社でも様々な形での対応がなされてきています。その枠は「正社員」にとどまることなく「非正規」社員、中でも様々な雇用形態を活用して太陽光・蓄電池の販売数を伸ばす手法が出てきています。中でも今回は、めぼしい事例を3つほど厳選してお伝えしていければと思います。
 

方向性①「サービス業従事者」を業務委託スタッフとして活用する

このご時世、いわゆる「サービス業」「接客業」のスタッフを抱えている企業は軒並み時短営業・感染拡大に配慮した営業を強いられており、緊急事態宣言が明けたとはいえ「自粛ムード」が完全に明けた、とはいえない状況です。当然、スタッフからしても以前と同じような待遇が保証されているわけでは無いため、会社の方針如何に限らず、別の職業を探されている方も非常に多くなっているのは、皆様もよく耳にされていることと存じます。
 
そこに手助けをしたい、と考えた四国の某販売会社様では、日中の蓄電池営業の一部を担っていただく形での雇用を始め、成果を出されています。以前にも少しご紹介しましたが、太陽光設置宅にご訪問してアンケートの協力をお願いし、後日営業スタッフの方に繋いでいるもので、一時期流行した「オートコール」でのテレアポ営業の対面版とお考えいただくのが分かりやすいかと思います。
 
「営業」としてのご経験はなくとも、接客やサービスを通してご活躍されている方であれば、素養を元から備えているケースも少なくありません。
ココで言う「アンケート(個人情報)の取得」までは難なく進める方も多く、パートタイムながら前職の経験を生かし、月40件超の見込み(→ここからのアポ率相場が1 0 %前後なので、4~5件のアポ)を生んでいるスタッフもいらっしゃいます。

 

方向性②最初から「期間限定社員」としてスタートする

特にP U S H系、いわゆるアポインター(訪問販売、テレアポ)案件であれば、思い切って「長期雇用」を念頭に置かない働き方も増えてきており、まさに今の時代を反映しているといえそうです。中部地方の会社では雇用期間が元々決まっている「派遣社員」に太陽光・蓄電池のアポインターを任せていて、まとまった数字をあげるのに活用しています。難易度は高いですが、中には「学生のインターン」として活用している会社も各地で出てきています。
 
「大変な仕事」というイメージは強い一方で、短期集中であれば頑張れるというスタッフも多く、思いのほか管理コストもかからず忠実に仕事をこなしてくれる(同社の場合、8 : 1の管理者比率)とのことでした。
ある程度の販売のシクミができている会社であれば、この期間限定スタッフとしての活用も視野に入れることで、人手不足に悩まずに済むのではないかと思います。
 

方向性③「第2新卒」などの若手採用を始める

更に難易度の高い事例にはなりますが、中途として「第2新卒」社員を登用する、という選択肢も増えています。様々な世論の影響か「エネルギー」の学生受けは良いのもあり、直近ですと「採用コスト20万円以下で2,3人採れた」といったオドロキの事例も出てきています。
 
太陽光・蓄電池の営業も奥が深いとはいえ、シンプルな職種です。今の時期では内定取り消しになった学生を含め、思わぬ形で転職を強いられている方も多い中、愚直にやってくれる方を見つけて採用さえできれば結果には結び付くのです。

変化の読めない時代、一人の採用が大きく組織を変え、大いに会社に利益をもたらしている実例もよく伺います。今回ご紹介した様々な取り組み事例からヒントを得ていただき、増員計画を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

 

今回は「正社員」に絞った求人の手法をお伝えしてまいりましたが、来週は「非正規社員」をうまく戦力に組み込むうえでのポイントをご紹介します!
本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。

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